オルソケラトロジーで視力回復

オルソケラトロジーとは

 

オルソケラトロジーとは、近視を矯正する手段として新たな可能性を秘めている治療法です。近視を矯正する手段としては、以前はメガネかコンタクトレンズくらいしかその方法はありませんでした。しかし、現在ではそこにオルソケラトロジーとレーシックという方法が新しく加わっています。

 

 

しかし、これらの近視矯正方法のうちで、どれが一番優れているのかという疑問には、今のところ明確に答えることは不可能です。現在のメガネ、コンタクトレンズ、オルソケラトロジー、レーシックという近視矯正方法は、全て一長一短といえます。それぞれメリットもあれば、デメリットも存在するのです。

 

 

オルソケラトロジーとは、特殊なデザインのコンタクトレンズを使用して角膜の形状を変え、近視や乱視を一時的に軽減したり、消滅させてしまう一連の治療の過程をいいます。

 

 

オルソケラトロジーに使用するレンズは高酸素透過性のものであり、特に夜寝ている間にコンタクトレンズを着用することを薦める医師が多く、民間の医療施設で本格的に治療が開始された1980年代後半から、すでにアメリカだけでも120万人の患者がオルソケラトロジーを使用しているという実績があります。

 

 

その治療は、患者それぞれにレンズをオーダーメイドする個別医療であり、定期健診による診察を受けながら患者の希望する裸眼視力まで改善することを目標としています。そして、最終的には多くの人が左右一枚ずつのレンズを継続的に使用するだけで、良好な裸眼視力を得ることができるようになるのです。